①〜休校1週目:外側の世界と、内側の世界と。

桜ぼんやり

コロナウイルスという存在のおかげで、世間の情報の量もその内容もだいぶ様変わりしてしまったので、平凡な私が発信なんぞしていいもんかどうか迷う所ではあったのですが。

それでも今回の流れや、気持ちの変化を書き留めておきたいなと思いました。

イチフリーランス、イチ母親、イチ主婦として感じたところです。
それでは、よかったらどうぞ!

2月17,18日

企業がリモートワークに踏み切っているというニュースを聞いて
「今年は期せずしてリモート元年になりそう」
なんて感想を割とのんきに。

そしてそのとき、学校が一番リモートに向いているのではないかなあなんて思ってもいました。
こういう流行病のときだけじゃなく、台風や大雨などのときにも。
(荒天時は自宅待機ということが、小学校だと割とあるのです)

同時期に、クリエイターさんがSNS発信した「マスク着用イラスト」が大手スーパーで無断使用されていたなんてニュースも。
この時期はこんなにマスクが売り切れ&入手困難になるなんて想像もせず…

18日には、ダイヤモンド・プリンセス号で一時活動された専門家の告発動画がアップされ、この辺りから「もしかしてこれから国内感染が広がっていくのでは…」という不安感が日本国内で強くなった印象。

2月22,23日

コロナのニュースが流れつつも、今程自粛ムードはなく。
土日のイベントも割と行われていたので、おでかけしたり普段通り過ごしていました。

2月27日

3月2日〜小中学校休校という突然のニュースにびっくり。
ここまでの事態になってしまったのかあと感じつつも、あまりに唐突すぎる発表にショックで気持ちの整理がつかず。

幸いわが家は【もともと自宅勤務&学童を利用していない】ので、早めの春休みに入る位の変化で済みそう。
うちは大丈夫だとしても、色んな状況のご家庭があるだろうと思うと、何とも複雑な気持ちに。

娘も「もう少し先生や友達と過ごしたかった」と残念そう。

休校中の過ごし方へのお役立ち情報

休校のニュースに、色んな人が知恵や力を持ち寄り始めているのが、ネット越しにも伝わってくる。

私もこれらの情報を参考&活用させていただきました(*^-^)
今後、長期休業中の子どもの過ごさせ方にも役立つし、本当にありがたい!

給食中止の影響と支援の広がり

一方、給食が急になくなってしまったことで、食材が行き場を失ってしまっているとのこと。
静岡県富士宮市ではこんな取り組みが。

3月5日時点では、大根&人参の嫁ぎ先がほぼ決まったとのことで、ほっとしました。

3月6日。外側の世界と、内側の世界と。

世間の動きや流れを見ていると、2月中旬から3週間経っただけの今とでは、随分雰囲気が変わってしまったなあと感じています。
どこか他人事だった病気が一気に身近に感じられるようになり、それは目に見えないだけに余計な不安や恐怖をおぼえてしまいがちで。

私は普段から家で仕事をしていますし、急に仕事がキャンセルになった!とかそんな影響も今のところないので、娘が早めの春休みで家にいるということ以外は、通常営業という感覚しかなく。

それだけに外側の世界と、自分の生活する内側の世界とのギャップに違和感が。

庭には球根の花が、ちょっと散歩すれば、道から見えるあちこちに花が咲き始めて「春だな〜平和だな〜」と、ぼんやりしてたいのに、世間が許してくれないような。

春の花たち

自分の力ではどうしようもない所で、一気に、外側の世界が変わってしまうって、あるんだなあと。

桜2020

休校になったときは、さすがに気持ちがザワザワして落ち着かなかったのですが、子どもが家にいるのにもちょっとずつ慣れてきて「コロナって、あったかなあ。どうかなあ」位の感覚にやっとなってきました。

「急に学校が休みになってしまったことで、困っている人が沢山いるだろう」
という、おせっかいな気持ちが始めの頃は発動して、何かしなくちゃ、何かできることはないかとかなり焦ってもいたと思うのですが
私自身はこの自分の気持ちの平穏さを維持することが最優先だと感じています。

家では子どものリズムに合わせて過ごす分、仕事のスピード感を保つために、いつもと仕事の進めかたを変えないといけないことも、小さなストレスでもあり。
そんななかでも日々やることは淡々とあるし。

長いスパンで捉えたときに「今、この状況」に囚われて生活したくない。

桜ぼんやり

今年1月に作り始めたウィッシュリスト
それをあらためて眺めていると「立ち止まっている時間もないぞ」と思うのでした。