スケート中に転倒して、左手首を骨折した私です。
▶前回の様子
骨折してすぐは、色んな不便を面白がるメンタルがあったのですが
慣れてくると、調味料の入った瓶が開けられないとか、重い物が持ち上げられないといった
普段何ともなくできていたことがかなり努力をしないとできないという不自由さでどんどんストレスが溜まっていき、夫に当たり散らしたりとひどい有様でした。
ストレスレベルからすると、数年前に足首を捻挫してギプスしていたときのほうが、車の運転はできるし、そんなに元々歩く生活をしていないのでましだったかも……
今回、特に使えなくて困ったのが親指。
こんな感じで、両手を使って何かをすることができないので
歯で噛んで片方を固定したりとか。
ズボンを上げるのも片手なので、左側を持ち上げるときに右腕がつりそうになったりとか。
服を着替えるのが一番苦痛だったので、許される限りパジャマで生活しました。
経過も順調で、懸念されていた親指の根元付近の骨が折れてなかったらしく、親指のみギプスがとれました。
それまでのストレスが異様だったので、親指が解放されただけで「ひゃっほう!!」と叫びそうにうれしくなったのは、言うまでもなく。
ひとりで指劇場をしていた痛々しい母親をあたたかく見守ってくれる娘です……
しかもこの間、家事の色々を夫にお願いしたせいなのか、ストレスで精神不安定な母親にひいたのか、娘がすっかり夫派になってしまいました。
がーん……
いや、いいです……こういうの、波があると思うから(泣)
気がつくと、3月も終わり。
色んな終わりと始まりの間に立つこの季節に、特に感傷的にならず淡々と過ごせたのはケガのおかげかもしれない。
振り返ってそう思います。