骨が折れました(比喩ではなく)

ギブス生活

突然ですが、骨が折れました。

手にギブス

家族と雪遊びに行って、雪合戦やらソリやら散々楽しんだ後にしたスケートで転倒。
ついた左手の骨が折れました。

雪に映る影

右手ではないのが幸いでしたが、着替えとか不便です。
不便なのですが、静かにしていれば痛くはないので、そんなに困っていません。
あ、いや、車の運転が出来ないのが困ってます。困ってるけど、何とか周りの人に助けてもらって切り抜けてます。

仕事も自宅でデスクワークなので、何とかなってます。
打ち合わせもスカイプに代えてもらったりして。
いい世の中です。
タイピングがいつもより時間かかるけど。コマンドキーとかシフトキーとか押しにくいけど。

ギブス生活

面白がってこんな絵まで描いちゃった。
悲劇は周囲から見たら喜劇でしかないこと、よくあるけど、お風呂に入るときの光景がおかしくて、自分で笑えます。

骨折とか、目で見えるようなわかりやすい悲劇に、割とみんな同情してくれるし、優しくしてくれるけど。

子どもの3歳くらいまでの育児や
仕事がどうにもならない程立て込んだときの方が
私にとっては、辛くて苦しかった。

よっぽど、そっちの方が苦しかったわいと思うんだけど、副産物が「幸せっぽく」見えるから、周りの反応は対照的だった気がする。

骨折して「不幸っぽい」ですか?
私、不便だけど、これもいい経験させてもらってるなって思う。
周りに頼る練習できるし。

そうそう、何が一番辛かったって、家事で家族に貢献することが極端に出来なくなったことです。
お皿洗うのも、洗濯するのも、料理するのも、掃除するのも
両手の作業が多いので、時間をかければ出来なくもないのですが
今は夫がかなりの割合で日々を回してくれてます。

今朝も娘が残り物にラップをかけてくれて。
(ラップするって、両手の絶妙の連係プレー!片手はちょっと難しかった)

最初の頃は「私、家族に何も貢献できない。役立たずだ」って、罪悪感が強くて
私、骨折が治ったところで、色々やらかすので、結局もうずっと駄目な妻でお母さんなのかなって。
悲しくて悲しくて、やりきれなかったんですが

これはもう、私のこういう思考のクセを自覚するいいタイミングでした。

私は私を「いい妻」「いいお母さん」像に当てはめようとして、辛くなっていました。

私は家事ができなくても、いい妻にも、いいお母さんにもなれる。
ケガをしても、継続して仕事ができる。
頼って助けてくれる人が周りにいる。
ケガを面白がれるメンタルがある。

まあ、たとえ何にも出来なくったって、私の価値は揺らがない。

そんなことがフッと腑に落ちて。
それでやっと楽になりました。

そんなこんなで(?)
3月の仕事ペースは少し落として、ゆっくり過ごしたいと思います。
短納期対応は難しいため、ご了承くださいませ。