子宮筋腫の手術を受ける前
「筋腫取ったら、体がすっきりするかな〜」とか
「気持ちがさっぱり切り替わって、生まれ変わったように思うだろうか」みたいなことを、ぼんやりと考えていました。
いたのですが、術後どうだったかというと…
何にも変わりませんでした
もちろん生理は格段に軽くなったし、貧血改善したので体調もいいのですが、何だろう、思ってたより劇的には全く変わらず、私は私のままだったのでした。
そりゃそうだ笑
と今は思うのですが、術前の時期は、大きな出来事があれば自分が別の何かになれるんじゃないか、変われるんじゃないかと甘いことを考えていたのでした。
なので、しばらく、あまりの変わってなさに愕然としつつ。
ぼんやりと夏休みを過ごしておりました。
そして気づいたのは
私自身が動こうと思わなければ
私自身が変わらなければ
結局、何も動かないし変化もしないんだ
ということでした。
「私」しかない。ということに気が付いて、すごく怖くなりました。
一瞬一瞬、選んでいること行動していることが、未来の姿を定めている。
少しずつでも掃除しなければ、いつかホコリが溜まって、いつしか落ちない汚れになっていくように。
今の私が、未来の私を決めている。
本当に「こうありたい」と願う姿が、心のなかにあるのなら
私はそれを「もうなっている」状態で叶えていく必要があるんだって。
「なりたい」じゃなくて「なっている」ように、行動していこう
そう決めました。
少し前の私は、本当にあまちゃんだったなーと振り返って思います。
「こんな仕事をしたい」
そう思って、やってみたいって声をあげることだけはしてたけど、それじゃ全然本気じゃなかった。
本気だったら、自分でやっちゃえばよかった。
理想が心のなかに、ちゃんとあるんだから、さっさと行動すればよかった。
バカなの!?
と、本当に今は思います…笑
そうして作ったのが「私の起業ものがたり」というまんが冊子でした。
↓こちらからもまんがが読めます
https://designspica.info/2017/09/startup/
まんが描きたきゃ誰に頼まれなくても描きゃいいじゃん。
時間がない、お金にならない、何のアテもある訳じゃないなんて理由付けて。
やってないの本気じゃないだけじゃん、怖いだけじゃん、甘えてるだけじゃん。
あーしんどい。
変わりたい進みたいと望んでいるのに、ブレーキをかけたまま動かなかったのは、そうした方が自分に都合がよかったからだなんて。
こういうの、生活のなかにいっぱいあるなーって思って。
自分を甘やかして何が楽しいんじゃと、夏休みは家のなかの気になるところをガンガン片付けました。
特に放置してた仕事場や、手をつけていなかった家計簿の月々の決算。
心の内側と、目に見える外側の世界は、別々のようでいて、表裏一体。仕事とお金は、私が逃げに逃げていた最後の砦だったんだなあと、やっと気づくことができました。
<本来の自分になって仕事をして、お金稼ぎたい>
これが私の本当の願いでした。
デザインの仕事も好き。キッチリとスケジュール通りに、お客様の要望を汲んで、最善の結果を。
だけど、その姿は本来の自分とは遠い。
私はグータラ大好きのずぼら主婦。
好きなときに気が向いたときに表現したり発信したり、誰かとおしゃべりして、それで喜んでもらえたら何よりじゃないか。
そんなことを思いました。
義務的な発信なんて、私にとっては苦痛なだけ。気が向いたとき、本当にしたいと思ったときだけすればいい。
面白いと感じたことだけをしよう。
もちろん金銭的な恐れが、全くないといえばそれはウソなのですが、バンジーのように恐がりながらも飛び込むしかないんだと思って。今は進んでいる日々です。
これを読んでくださっている、あなたの「本当の望み」は何ですか?
本当の自分を怖れてないですか?目を背けてないですか?
あなたのこと、誰よりも尊重して信じてくれるのは、あなた以外にいないと思う。