「仕事が面白くなっていく」って、こういう過程だった。お仕事漫画「テラモリ」

最近「マンガワン」というスマホアプリで、漫画を読むのにハマってしまい
「テラモリ」という漫画を一気に読んでしまいました…

主人公の女子大生がバイトしているのは「テーラー森」というスーツ屋さん。
ゲームが大好きで金欠気味な主人公が、
時給のいいこのお店の求人を偶然目にして飛びついたところから、物語はスタート。

お金目当てでバイトも初体験なので、
最初は仕事人として甘えたところがありすぎな主人公に
ちょっとイラッとしたりもしたのですが

キビシイ鬼の副店長にしごかれたり、
周囲の従業員さんやスーツなどの商品の奥深さ
何よりお客さまと接していくうちに
少しずつ仕事の面白さや、接客コミュニケーションの楽しさを憶えていく過程が
丁寧に描かれていて、グングン引きつけられて行きました…!

いや、それにしても副店長が格好良すぎて
実写ドラマ化したら、玉木宏かディーンフジオカかで、相当脳内が迷っているところ(笑)
↑ドラマ化の予定は多分ない…

主人公がどんどん仕事が好きになっていく過程が
自分の20代を思い出させてくれて、ちょっぴり甘酸っぱい気持ちになりますた♡
仕事が描かれている漫画やドラマって、背筋が伸びたり、明日もがんばろっと(*^-^)
って思えるから結構好き…!

作者の方自身がスーツ屋さんの勤務経験があるということで、
スーツ関連の知識が豊富に描かれているのも面白いです。
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「絶対これになる!」
っていう夢や目標も素敵なんだけど

目の前のことを一生懸命しているうちに、面白さや奥深さがわかって行くことってありますよね。
自分の適性っていうのも、やってみて始めてわかること、いっぱいあるし。
やってみたら好きだったってことも結構あるし、最初から自分で門を狭く設定しなくってもいいかなって、よく思います。(若いときはメチャクチャ狭めにしてました…)

私も色々バイトとか会社勤めしたけど、今は全部役に立ってるなって。
販売、受付、事務、正社員に派遣社員。
甘すぎてわがままで、周囲が見えてなくて配慮が足りなくて
いっぱいいっぱい怒られたし、迷惑かけまくっちゃったけど

だけど、一歩一歩全部、無駄だったことなんて一個もない。

経理も在庫管理もかじった
物販やレセプト管理もしたし、
お客様と直接お話したり電話したり店内放送したり
レジ打ったり、天ぷら揚げたりお弁当も詰めた。
個人事業主に雇ってもらったり、大手企業の隅っこにいたりもした。

そんなひとつひとつがあったから
今、フリーランスで自宅にいることが多くても
自分の視野が狭いとは感じていません。

かなりのコミュニケーション下手だった20代の私も
30代後半になってやっと、ほっそかった神経が図太くなってきましたし(;^_^A

経験は宝ですね。久々にそんなことを思い出しました。
出会って、あえて叱ってくださった方々、あたたかく見守ってくださった方々に
本当に感謝です☆

▼「テラモリ」こちらからも最新話と1話が無料で読めます
http://www.urasunday.com/teramori