月に1冊以上本を読もう2023:5月は価値を考える

2023年5月の読書イラスト

今日の気分で選ぶのも楽しい

去年は本を月に1冊も読んでいないという事実に気づき
「せめて1ヶ月に1冊以上は読みたい!」
と、自分のモチベーションを保つために始めた、2023年の読書記録。5月のまとめです。

5月は複数の本を読み進めていたので、月内に読了したのは1冊のみ。
全部読み終わった本は少ないのですが、「今日は何読もっかな〜」ってその時の気分に合わせて本を選ぶというのも楽しかったです。

1冊目:マーケット感覚を身につけよう

1冊目はちきりんさん「マーケット感覚を身につけよう 「これから何が売れるのか?」わかる人になる5つの方法(ダイヤモンド社) 」

ちきりん著「マーケット感覚を身につけよう」の感想

ちきりんさんの本を読むのは、2月に読んだ「未来の働き方を考えよう」に続き2冊目。

この本では、いわゆる一般的なマーケティングのノウハウ本ではなく、
ちきりんさん流の「マーケット感覚」について書かれています。

例えば、とある大手航空会社の競合を考えるとき、
論理的に事業内容を分解する「論理的思考」だけでは限界があるため、
具体的に飛行機を利用するシーンを想像する「マーケット感覚」も同時に働かせることで、
より豊かな視点が得られる、というもの。

市場=マーケットでお金と交換される「価値(≠モノ)」が何かを理解するために「論理的思考」と「マーケット感覚」の2つを駆使すること。
そしてネットの発達によってマーケットがより大きく広がっている現代では、
「価値を知ること」こそが重要だと書かれています。

確かに、ネットがない時代では、そのエリアに根付いた人と人との繋がりが直接ビジネスに繋がっていましたが
今はネット検索すれば、限定されたエリア内だけで取引する必要はなく、日本中・世界中とのビジネスチャンスがある時代。

検索すれば最安値をすぐに調べられるため、昔ながらのご縁だけで生き残るのは難しいと想像できます。
そんな今だからこそ「自分の商品・サービスの価値とは何か」を自覚することが大事というのは納得。

特にこの本で書かれている「マーケット感覚」は特別なスキルではなく、誰もが磨き伸ばすことができる能力。
「私なんてただの主婦だし、都会と比べて地方じゃ…」
と悲観するんじゃなく、地域の生活に密着している主婦だから分かること&できることがあるよね、と勇気づけられました。

今月のまとめ

去年までは忙しいと新しい本を調達する余裕もなく、本棚にある本を読み返すことが多かったのですが
「1ヶ月に1冊以上は本を読もう」と決めたことで、読みたい本を常に用意するようになりました。

おかげで新しい知識・新しい視点を知る機会が増え、忙しい日々の中でも少しずつ前進できているような満足感が。

読書習慣=楽しいから続けられる、という良い流れになってきたと思います。