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女の子が踏み出す、月面への第一歩。スプツニ子!「ムーンウォーク☆マシン、セレナの一歩」

月面着陸

「何で女に生まれちゃったんだろうなあ」

とは、子どもの頃から私が何度も感じていたことでした。

女の子だから、気が利かなきゃだめ。
女の子だから、片付けができなきゃだめ。
女の子だから、勉強できても意味がない。
女の子だから、機械なんていじらないで!
女の子だから、女の子だから、以下略。

家族にはそんなことを耳タコのように言われて育ち
気も利かず片付けも苦手で、知識欲が旺盛なメカ好きだった私には
本来の自分をちょいちょい刷り込みのように否定されながら、
日々過ごさなければいけなかったことが苦痛で苦痛で…

女性であることは私にとって「呪い」に近いもの。

でも、そんな「呪い」をクリエイティブに昇華させるなんて!
と度肝を抜かれた存在が「スプツニ子!」さんでした。

現代アーティスト?といっていいのかな?
性差や現代の「???」に対して、こんな発明品があったら面白いのに!と
作品を世間にぶっ放していく「スプツニ子!」さん。

とっつきやすい作品として「ムーンウォーク☆マシン、セレナの一歩」をご紹介します。

え?歌手?という印象を持たれそうな程、クオリティの高いPV。

▼以下は公式サイトより一部引用

アポロ11号による人類史上初の月面着陸から約半世紀、月面にはいまだ女性の足あとが無い。
《ムーンウォーク☆マシン、セレナの一歩》では、理系女子セレナが、
彼女の憧れるスーパーヒロイン「ルナ☆ガール」のような強くカッコいい靴あとを月に残すべく、
ハイヒール付月面ローバーを発明するというストーリーが展開する。

http://sputniko.com/2013/10/the-moonwalk-machine-selenas-step/

実際はこの「ムーンウォーク☆マシン」自体がアート作品で、美術館にも展示されていたようです。
それを歌にして、ストーリーとしてPVにもしてしまうことがすごい…

コックピット♡や、電子レンジのデコ、などなど女の子の部屋がいちいちポップでかわいい。
鉛筆をかむ癖や、食事をパソコン前でとる描写なんかも、夢中で作業しているときのあるある感に共感してしまったり。

この作品に込められた「女性個人の解放」っていうテーマも
そんな画面のポップさや丁寧な描写と、ノリノリの音楽のおかげで
怨念めいたものも、説教臭さもなく
単純に「ああ、楽しそうじゃん♡」って思える表現に着地している気がします。

初期作品だと、割とダイレクトに「復讐」を表現するものもあって
「寿司ボーグ☆ユカリ」なんかはメッチャ直球だと思うのですが
怖すぎるのか過激すぎるのか、もう動画は見れなくなってますね…

アートって「問題提起する力」でもあるんだなあ。

問題に対して、恨むのも愚痴るのも説教臭くなっちゃうのもアリなんだけど
できたらクリエイティブに、面白く表現し、発信していく力をつけていきたいと私は思います。