目の前にあるもの

年始からかなり慌ただしい状態でいたのですが、
最近、少し時間の流れがゆっくりになってきました。

「しなければいけないこと」
は、きっといっぱいあるんだろうけど
「こんなにゆっくり出来るのは久しぶりだから」
なんて自分に言い訳しつつ

仕事、といっても家にいますので
ごろんと横になって漫画を読んでみたり
ちょっとお昼寝してみたり
少し気になるところを片付けたり

そんな休憩をしながら
お仕事をしています

近所の田んぼの苗もこんなに伸びて
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緑のグラデーションを見ているとほっとする。

梅雨の晴れ間のじわっとしみ込むような暑さ。
かと思えば、すぐに不穏な雨の気配がしたり
コロコロ表情の変わる空を見ながら、
私はちゃんと、生活を味わっていただろうか
と不安になりました。

目の前にあるもの
耳に入ってくるもの
体に触れるもの
舌で味わい、鼻がかぐもの

そんな、ちゃんとそこにあるものを無視して
頭のなかで亡霊のように漂うもの
実体のないものばかりに気持ちを囚われて生活していなかったか

手のひらのなかの四角い箱にあるものは実体がない。
それを忘れていなかったか

でも今、それに気づいているからいいかな。
どうも日常生活ではポンコツな私。
よく意識が違うところに飛んでいってしまうのですが、
やっぱり大事なのは生活なのかな。と最近よく感じます。