大人になって封印してきたものってありませんか?遂に開眼解禁してみる。

秋の実りのイラスト、リスと赤毛の少女

唐突なタイトルでいきなり失礼しております。

この春から欲しくなっていたiPadを増税前に購入しまして、プロクリエイトというお絵描きソフトを目下練習中なのですが、仕事じゃない絵を描くのに慣れなくて四苦八苦してます。

豊穣イラスト下書き

そもそもデジタルでペンを使うイラストを描くのが久しぶり。
(イラレのベジェ曲線で描いたり、がっつりアナログはそこそこ描いてたんですが)

デジタルで線画に色塗りするのって、思い返せば妊娠中以来でしょうか…
なのでもしかしたら10年ぶり???
子どもを産むまでは、漫画だのイラストだの完全に趣味全開で描いてたんですよね。

デザインは会社で仕事として。イラスト・漫画は家で趣味として。

と、以前は明確に線引きできていたのですが、出産後に家で仕事し始めてからは、趣味としてのお絵描きはほぼしなくなってしまったのです。

秋のイラスト途中経過

イラストや漫画も、あわよくば仕事に繋がってくれたらなんて、下心も強くて。
多くの人に受け入れてもらいやすいであろう絵柄にどんどんシフトしていったのです。

子どもの頃から漫画家になりたかった位なので、元々の絵は80年代の少女漫画っぽい。
それを出さないように絵を描くのがクセになってしまって、自然に自分で補正してしまう。

けど結構キツいんですよね。無理してるから。

人物を描くと結構顕著に元の絵柄になる。
特に「目」
豆粒みたいに白目部分を描かないとごまかせるので、大体それで乗り切ってるんですが、頭身高くなると豆粒目はバランスがチグハグで違和感が。
仕方ないので、この絵では途中まで目を閉じた状態で描いてます。

うーん、疲れる。

秋の実りのイラスト、リスと赤毛の少女

ので、開眼しました。笑

描いてて気持ちいいというか、自然で楽なのは、こっちの絵柄。
子どもの頃からずっと、好きで描いてた描き方だから、体に染み付いちゃってるんだろうな(;^_^A

漫画の絵柄はこれはこれで需要があるのかもですが「この絵柄は趣味モードのとき!」という強い思い込みというか、制限のもと社会人生活をおくってきたので、出すのにすごく抵抗がある…

まあ楽しかったですけどね。描いてて。
これは趣味的にガンガン描いて出す場も別に用意した方が気がラクかもしんない。

こうやってあらためて考えると、恐ろしく自分を制限して生活してるんだなあとびっくりしました。
それが大人の生き方なのだろう当然の如く封印してましたが、これからはどうしたもんか。ハアヒイ。