7月23日(火)静岡県富士宮市の「住まいの発見館」さんにて
\ 出会いの芽が出る /名刺デザインのコツ・ワークショップを開催いたしました。
「デザイン」と聞くと、見た目は良いけど機能性はちょっと… なんてイメージないですか?
デザイナーズマンション、デザイナーズ家電…
「デザイナーズ◯◯」と呼ばれるものは、実際問題、住みにくい使いにくいんじゃないの?
そんな印象。
デザインの仕事に携わるものとしては、とっても残念なイメージだなあと思います(;^_^A
デザインには、絶対満たすべき「機能デザイン」+差別化のための「装飾デザイン」の2つがあると言われています。
(「くまモン」のデザインでお馴染みのクリエイティブディレクター、水野学さんがよくおっしゃっています)
つまり「装飾に特化して、機能が満たせていないデザイン」はよいデザインとはいえません。
今回のワークショップでは、本来まず満たすべき「名刺の機能」
「出会いの芽が出る=継続したコンタクトが取れること」をクリアすることを目標とし、
参加者さんには、具体的に「自分の名刺の目指すべきゴール」を設定する
「コンセプトシート」の作成を体験していただきました。
そして、実際に名刺交換タイム!
自分の名刺だけではなく、他の方の名刺を客観的に見ることで
「どんな印象を相手に与えているのか」
「相手が知りたい情報が書かれているのか」
を参加者さん同士でチェック。
お互いにフィードバックすることで、自身の名刺の改善点が見えてきます。
「装飾デザイン」についても簡単に触れさせてもらったのですが
今回、参加者さんに大人気だったのは
意外にも、紙の角を丸くできる「かどまるPRO」!(笑)
紙の角が丸くなるだけで、見た目の印象がかなり変わるということが、実際比較することで伝わったようです。
印刷する用紙、印刷の加工、折りかたなど、単に紙の上の情報だけでなく、トータルでコーディネイトすることもデザインの醍醐味かなと思います(*^-^)
そして最後には、自身の名刺リニューアル案を発表し合うところまで。
受講後のアンケートでは
- 名刺をもらう人の立場に立って、必要な情報を載せることが大事だと知った
- 名刺から受ける印象・イメージを客観的に知ることができた
との声が寄せられました。
名刺って、なかなか意識されませんが、その後のご縁を左右する重要なツールだと私は思っています。
せっかく直接相手に渡すことができるのに
「相手がアクセスできる連絡先が記載されていない」なんて、特にもったいないと思いませんか(;^_^A
渡す相手のこと、渡すシーンを考えて、その後のコンタクトまで導線がしっかり作られた名刺で
人同士が「応援したい/応援される」関係をどんどん築くことができたなら幸いです。
ご参加くださった皆様、会場を提供してくださった「住まいの発見館」さん
今回は誠にありがとうございました!
(会場前のパイナップルが好評でしたね(*^-^)/)