ずっとやりたかったことを、やりなさい。

実は、娘を妊娠してから今に至るまで、なかなか開けない本がありました。
それがこの本

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「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」
ジュリア・キャメロン著/サンマーク出版

2008年に購入して、当時会社員だった私はこの本に書かれている12週間のワークに、会社に通いつつ取り組んでいました。
(でも最後の方で挫折した気がする…忙しかったのか何なのか)

会社員になったら
社会人になったら
クリエイティブに生きるなんて贅沢だ。道楽だ。
夢みたいなこと考えて生きて行くんじゃない。いい大人なんだから。

そんな世間の声、一般常識みたいなものに押しつぶされそうになっていた私にとって
「ずっとやりたかったこと、やってもいいの??」
って思えた、救いのクモの糸のような本でした。

「モーニングページ」っていう、朝イチ30分で書くノートのワークや
メディアを一週間断ってみる、自分が心躍るような体験をする…など
封じ込めていたクリエイティビティを呼び覚ますようなワークが、週単位で用意されています。

子どもが生まれて、子育てをして、自分が望んだ仕事をして…

それも少なくとも自分の創造性を活かす仕事をしているハズなので、もうこの本を開くことはないかな。と思った時期もありました。

でも、自分の奥底に眠っている願望のことを思い出したとき、そして向かい合ったとき
やっぱりこの本が必要だ。と感じました。
今、またワークに取り組み始めています。3人の敵のホラー小説を書いたり、3人の味方をリストアップしているところ(笑)←なんのこっちゃですね(;^_^A

「創造性」っていうと、私には関係ないな、って思う方が結構いらっしゃるかなと思うのですが
家事や育児、料理、手芸、ガーデニング、DIY…といった家庭の仕事もクリエイティブなことかな〜と感じます。
あと、気持ちをワクワクさせること、自分を大事にすることは、誰にとっても大切なこと。だってあったかい血の通った人間で、ロボットじゃないんだからさ。
この本には、自分を大切にすることの重要性も書かれています。
それが、今の私には何より響くこと。

朝、起きて30分だけでも、自分のために時間を使っている。ということだけでも、私のなかの拗ねきっていた私が少しずつ満たされて行くのを感じます。
私、自分自身の不平不満さえも聞く耳を持ってなかった。かわいそうなことしてた。日常を楽しむことすら自分に禁じていたところがあって、ちょっとずつそれを許可しているところです。

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お気に入りのマステを貼って、モーニングページ用のノートを用意しました。
(実は最後まで書ききれなかった育児日記の再利用です…笑)

もし

  • 子どものときしていたことをあきらめてしまった人
  • ずっとやってみたかったけど理由があって始めなかった人
  • 自分らしい人生をおくりたいと思っている人

がいたら、オススメしたい一冊です(*^-^)