【こどものけんり】についての理解を広げるための絵本「こどものけんり絵本」
こちらの絵本制作、本文デザインを行わせていただきました。
仕様:A5サイズ冊子/フルカラー
NPO法人 オフィス・マハロ様は、DV被害等の困難な状況にある女性とその子どもの支援を愛知県小牧市にて20年以上行なわれていらっしゃいます。
今回は「DV被害を受けた子どもたちに向けた支援」として、子ども支援を行なっている方々と協働でプロジェクトチームを組み、言語化することが難しい子どもの心と体に寄り添うために絵本制作をすることになりました。
デザインスピカは、プロジェクトチームよりご提供いただいた原案を元に、冊子という仕様にするためのレイアウトデザインや、絵本パート・デザインパートのイラスト制作を担当させていただきました。
絵本パートの後では「こどものけんり条約」について触れています。
1989年に国連で採択された、すべての子どもが平等に持つ権利についての条約だそうです。
困難な状況に置かれた女性や、その子どもだけでなく、問題を意識しにくい立場の人たちにとっても
「何気ない行動だったけど、これって子どもの権利を阻害しているのかも?」と自分のこととして考えられる内容ではないかと思いました。
大人と比べ、自分の世界が限定的な子どもにとって、サポートしてくれる大人がちゃんといることや、自分が当たり前のように持っている権利について知ることになるきっかけに、この絵本がなったなら、とても意義深いことだと思います。
こちらの冊子は、愛知県小松市を中心に設置・配布される予定です。
監修のNPO法人 オフィス・マハロ様の活動については、下記リンクよりご覧ください。
NPO法人 オフィス・マハロ 様