なかなか読書できなかった昨年…
どれ位どんな本を読んだか振り返れるよう、簡単な読書メモをつけているのですが、去年は数えてみると月に1冊も読んでいませんでした。
忙しい時期があったとはいえ、ひと月に1冊も読めていないとは… せめて1ヶ月に1冊以上は読みたい!
…という訳で、自分のモチベーションを保つためにも、2023年の読書記録を残していこうと思います。
1冊目:47都道府県女ひとりで行ってみよう
1冊目は益田ミリさんの「47都道府県女ひとりで行ってみよう (幻冬舎文庫) 」
今年は「行ったことのない都道府県」に行きたいなと思っていて、その参考に読んでみました。
益田ミリさんの漫画は何度か読んだことがあったけど、エッセイはこれが2冊目。
コミュ力高めに地元の人と盛り上がったり、土地の食文化は欠かさず味わったり…と旅はエンジョイしてなんぼ、という価値観があると思うのですが、
そのスタンスとは真逆に、人と交流しなければしないでいいし、土地のものを無理して食べなくてもいい、という心境に至ったミリさん。
47都道府県を旅していうちに、そんな気持ちになっていったというミリさんの描写に、コミュ障の私は大変ホッとしました(笑)
紹介されているのは、メジャーな観光名所というより、「その都道府県に行くのは2回目以降だよ」という人が行くといいようなちょっとひねりのある場所が多い印象。
ミリさんの直感で選ばれているので、ミリさんの感性が好きな方ならハマりそうです!
2冊目:最強脳 ―『スマホ脳』ハンセン先生の特別授業―
2冊目は「スマホ脳」で有名なスウェーデンの精神科医アンデシュ・ハンセンさんの「最強脳 ―『スマホ脳』ハンセン先生の特別授業― (新潮新書) 」です。
以前「スマホ脳」を読んだとき
「でもって結局どうすれば良いのだ?」
という印象が残ったので、続編的位置付けのこちらを読んでみました。
スマホを手に取ったとき、脳内にドーパミンがごほうびとして分泌されるように、他の健康的な手段でもドーパミンが出てくるという。
その健康的な方法とはズバリ「運動」!!
週に2・3回、30分程度の有酸素運動で、ドーパミンが出るという以外にも
+ストレスにも強くなるし、集中力も記憶力も良くなるというメリットが、脳の各部署の働きとの解説も含め、分かりやすい語り口で書かれています。
この本を読んで、単純な私は運動時間を増やしました…
こういう本って何となく「スマホは悪!ゲームなんてもってのほか!」という主張が書かれている気がしてしまうのですが、
ハンセンさんは「スマホは人間が上手く使えばOK。ゲーム?ゲームも上手くなっていくとドンドン楽しくなるよね!」と、いう感じで全くアンチスマホ・アンチゲームな本ではないので、そういう柔らかなところも私は好きです。
(何しろ、この本では「ゲームが上手くなるためには?」という内容も書かれている位)
今月のまとめ
今月読んだ2冊はどちらも読みやすい文体なので、夜疲れているときでもサクサク読めました。
難しい本は元気がある時でないと全然頭に入ってこないので、ほどよい軽さの本は読書ハードルが低いですね。
とはいえ、読み応えのある本もチャレンジはしたいので、そういう本を1日、1週間、1ヶ月の内でどうやって読んでいけばいいのか。
そういったことも来月以降は工夫できたらと思います。